留学中におそらく The Cary Theater で観た。
ロングランの公開ラジオショウの最終回と舞台裏でのもう一つの別れ。
そしてこれが監督自身の遺作ともなった。
生放送のガヤガヤした空気の中、最期の時間がカントリーミュージックとともにゆったりと流れていく。
超長回しでゆっくりと動くカメラワーク、前半と後半で対になった構成が静かに悲しみを伝える。
“The death of an old man is not a tragedy.”
“I don’t want him to go.”
“Forgive him his shortcomings, and thank him for all his love and care.”
