ずーっと電話してるので肝心の「閉じ込められてる感が薄い」とか、ヘビどこから入ってきたんとか、めちゃくちゃ酸素豊富やなとか、とはいえこういうバッドエンドは好きやなとか、呑気なエンディングテーマは皮肉が効いてて素晴らしいなとか色々感想はあるんだけど、ピンチな状況の時にいかにも「緊迫状態でござい」なBGMをこれでもかと流すので演出過多さとベタさに爆笑してしまった。折角究極の極限状態を描いてるんだから、むしろBGM一切なしのほうが生きるか死ぬかの肌感覚がもっと生々しく伝わってきたのでは......？ 良い意味でも悪い意味でも低予算映画らしい低予算映画だなと思った。それにしてもポール、嫁さんへ遺す貯金が700ドルっていうのは流石に少額すぎるのでは......。
