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[リミット]のMeのネタバレレビュー・内容・結末

[リミット](2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょうどこの映画が新作としてDVDレンタルされたとき映画好きな父が借りてきて一緒に観たのを覚えていて、最近Netflixにあがったので懐かしさ半分ひとつひとつのシーンを鮮明に思い出したくて観た。
やはり1度観た映画だけあって観進めながらだんだん思い出していくあのかんじ、
わたしはすごくすき。
父と一緒にみたあの光景が微かに頭の中にチラついた。
そんなことはさておき、内容は映像と設定もシンプルなのになぜこんなにもハラハラさせられる。そしてなぜこんなにも感情移入してしまうのだろう。
主人公が希望を感じたとき、同じようにわたしも希望を感じ、主人公が絶望を感じたとき、同じようにわたしも絶望を感じてしまう。それだけのリアルさとスリルが味わえる映画。最愛の妻、子供、ボケてしまった母への想いが痛いほど伝わってきて胸をめちゃくちゃに締め付けられた。
死を悟ったときやっぱり1番に聞きたいのは愛する人の声なのだなあと。
本当にどこかで起こっているようなリアルさがすごく衝撃を残してくる。
観た後もしばらく余韻に浸ってしまった。
Bad endはあまりすきじゃないけどこの映画はなんとなくすき。
大切なものを日頃から大切にしておこうと考えさせられる。
また忘れた頃にもう1度鑑賞したい。
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