マミ

サラエボの花のマミのネタバレレビュー・内容・結末

サラエボの花(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2度訪れたことがあるボスニアヘルツェゴビナという国で、たった30年ほど前に起こった紛争の影響が及んだ母と娘の話、、見てて本当に苦しかった。
すぐエスマが苦しんでいる理由がわかってしまった。。

サラエボにあった大量のお墓を目にした時に、その犠牲者の多さから紛争の惨さを感じだけど、この映画を見てああこの民族紛争は、亡くなってしまった人だけが犠牲者ではないんだと改めて思った。

どうして民族紛争って起こってしまうんだろう?事実としてユーゴスラビアからの独立を宣言した時に各民族間での争いが起こった、ってことはわかるんだけど、なぜ争う?大きなユーゴスラビアという枠組みがなくなった時、一層他民族との違いが露呈するから?それとももともといがみ合いがあったのか?でもそもそも民族意識ってどこからくるの?全員持ってたものなのかな、わからなすぎる。調べたいと思います。

民族間の争いが、個人レベルの憎しみとか苦しみになってしまうから民族対立はなくならないのかもしれない。もちろん一要因だとは思うけど。紛争の戦略としての民族浄化、調べれば調べるほど最低で、絶句してしまうな、、全然映画の感想じゃなくなってきたけど、見てよかったです評価はつけられない!
長すぎる!
マミ

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