KEIGOKATAOKA

空の大怪獣 ラドンのKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)
3.3
去年のハリウッド版ゴジラではすっかり下っ端キャラ化してたけど、原点の作品はなかなか謎もあって哀しい存在だった。
ただ、それにしても謎が多すぎた。
ゴジラと違って存在するテーマ性が弱い。
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なんとなく水爆の影響で生まれたっぽい。
なんとなくプテラノドンっぽい。
なんとなく阿蘇山にいるっぽい。
とくに街を荒らしてたわけではないのに生まれた瞬間に攻撃されまくる。
そしてラスト、、、
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だけど特撮描写は凄かった。
ラドンが飛翔して飛び去った風圧で街が壊れていく模様。
これが後々有名なシーンになっていく。
それからラストの爆撃から火山のシーン。
長い。ラドンはほぼ出てこないけと圧巻。
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おそらくはテーマありきのゴジラとは違って、
「こういう特撮がしたい」っていう円谷英二の意向から逆算して作られたんじゃなきかな。
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