ふぁぶ

空の大怪獣 ラドンのふぁぶのネタバレレビュー・内容・結末

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

古い作品を見る上での一つの魅力は、その時代の人々の生活が見られること。
この1956年の映画の冒頭では、実際の炭鉱での様子が映し出されていて、それだけでもワクワクする。
しかし、その後の展開は結構シリアスで、主人を亡くした奥様の半狂乱の演技に心を揺さぶられる。
そして、本題である特撮はといえば、もう流石としか言いようがない。さすが特撮の神様なのである。
最初期にこれだけの人がいたのは、後継にとってはもはや不幸だったのではないか。
1956の映画を見ても、1996年の映画を見ても、ミニチュアや特撮自体にさほどの差を感じさせないのだから…。

ところで、「ガメラ2 レギオン襲来」はこの作品へのオマージュがあったのだと思うのだが、実際のところはどうなんだろう。
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