このレビューはネタバレを含みます
中国の歴史ある京劇。
戦乱の渦に巻き込まれるながら役者であること以外に何も出来ず一生を貫く男。
淫売の女が子供を劇団に連れてくる。
虐待シーンが続くのだが、それは修行。
過酷すぎる日々から抜け出し町で京劇を見た。いつか舞台に立つことを心に決め劇団に戻る。
成長し、京劇の女形となったのだが、心身のバランスが取れぬまま覇王に依存していく。
戦争により右往左往する京劇。
最後は身内同士の裏切り合いに覇王の妻は自殺した。
時は流れ
京劇がまた日の目をみる時…
劇さながらのラストシーンとなる。
辛く暗い雰囲気の映画であり難しい。