さらば、わが愛 覇王別姫の作品情報・感想・評価

さらば、わが愛 覇王別姫1993年製作の映画)

霸王别姬/Farewell My Concubine

製作国:

上映時間:172分

ジャンル:

4.1

「さらば、わが愛 覇王別姫」に投稿された感想・評価

レスリーチャンの女形が素晴らしかった。儚げで脆くて、どうしようもない感じがとてつもなく心に残る。歴史に翻弄されるのまた心が痛い。
Annie

Annieの感想・評価

5.0
香港・中国合作の本映画、きのう見終わってからまだ消化できないくらい自分にとって衝撃作。哀しく美しく哀しい作品です。レスリー演じる蝶衣の美しさ、儚さ、、、原作が彼をイメージして作られたというのも納得。2人を重ねて見てしまう人も多いのでは、、、


追記 いくつかインタビューとかもろもろ読んでこの役を演じることは簡単ではなかったことだと、京劇を一から学んだり北京語(普通話)を学んだり、、、その努力の結果こんな素晴らしい作品に出来上がって彼なしではこの映画は語れないくらいの存在感を映画に残したと思うとグッとくるものがある
のり

のりの感想・評価

4.6
子供の頃あれだけの辛い修行して、京劇の大スターとなったレスリー・チャン演じる女形、蝶衣。
辛い子供時代何かと、彼を庇い、同じく男役の大スターとなった小楼。

二人で演じる京劇「覇王別姫」。血の滲む努力、忍耐でやっと手に入れた栄光と幸せ、、そのままの時代が、そのままの生活が続くはずだったのに、、

思いを寄せる小楼が女郎と結婚。日中戦争、そして文化大革命。

時代に、愛するということに、翻弄され続けた蝶衣の人生。

レスリー・チャンが、俳優としての才能、ルックスもちながら、46歳で自殺、幸せって何だろう?
あまりに素晴らしい演技だったので蝶衣とだぶらせてしまう😢
レスリー・チャンの背筋ずっと目で追ってた。
誰もが何かの運命を背負って生きていく世界で、運命を全うして死ぬ。古くさいけど美しい。意地悪な言い方すれば、終わりよければ全て良し。
Natalie

Natalieの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画。最後の最後で怒涛の展開。
覇王は初めから良くも悪くも普通の人間だったのかもしれない。それを表しているのが石を割れなくなった瞬間か?
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
2019.04.01 レスリーの16回忌
マンダリンオリエンタルではたくさんの人が献花されていて、本当に彼はすごいスターだったんだと実感
夜、ホテルのテレビをつけると彼の特集があって京劇のシーンが。さらば我が愛だよなあと思いながらテレビを観る

この作品はレスリーを初めて知った作品で、これを観て中国語を始めようと決意して、先月試験も受けた
レスリーチャンは私の憧れなんです、憧れ

この作品は彼の全てが詰まってます
これを観ずに中国映画は語れません
Kosuke

Kosukeの感想・評価

-
京劇「覇王別姫」を演じる二人の男が、時代に翻弄されながらも役者として生きていく様を描いた話。

「時代」と言っても、清から中華民国への変遷、日中戦争、日本敗戦、文化大革命という激動の時代を「京劇」という芸術を軸として描いているので、役者である小楼や蝶依を通して、中国内の移り変わりが感じられて面白かった。

脚本が上手いと言わざるを得ないほど、京劇「覇王別姫」のストーリーと、小楼と蝶依の運命を織り交ぜていたと思う。
特によかったのは、蝶依には京劇しかなかった・・・というところの描き方で、富豪の袁世卿と親しくしたし、日本軍にも牡丹亭を歌ったけど、袁も日本軍も京劇を芸術として扱って評価、あるいは愛してくれていたから、後に漢奸裁判や共産党主義者によって糾弾されても悪者扱いしなかった。
小楼や那が時代になびく事はあっても、蝶依は芸術家としての芯があった。

一見、共産党が芸術を破壊しているように見えて(まるで現体制が中国文化に悪をもたらしたように見えて)、「これ、中国政府的に放映はアウトなんじゃない?」とも思ったけど、どうやら当時は堕落の象徴として糾弾されていたそう。1990年の京劇200年の祭典までの間に何があったんだろう?

冒頭から師匠が言っている「運命に逆らうな」というセリフは最後まで効いてくる。
時代とともに京劇と彼らが朽ち果てていく様はかなり切なかった・・・。
ひゴル

ひゴルの感想・評価

5.0
実を言うと..みんな仮面を被って生きなければならなかった。あの時も今も..

時代の激流に飲み込まれた京劇人たちの愛憎劇

レスリーチャンの神がかった演技
よしの

よしのの感想・評価

4.0
今まで見たことなかった世界を垣間見た

同性愛、京劇、国民党と共産党との争い…とかとか、想像以上に濃い内容でした もっと王道っぽい感じのストーリーを想像してたので、なんだろう、なんか思った以上にニッチというか…刺さる人にはめちゃくちゃ刺さりそう。

それにしても本当に蝶衣が美しい…正直、蝶衣がなんでそんなに小樓に執着するのかわかんない……結局のところ一番クズじゃないですか????

中国って第二次世界大戦の後も色々大変だったんだな…そのへんの歴史って全然知らないなあ 出てくる人たちみんな、本当に壮絶な人生でした

後からジワジワきてます
かなり強烈に印象に残る
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