月影

点と線の月影のレビュー・感想・評価

点と線(1958年製作の映画)
3.8
松本清張の小説の映画化作品である。
心中事件がだんだん殺人事件だと明らかになっていくストーリー。
山形勲の悪役ぶりが冴えている。本人としては練りに練ったシナリオだったのに最後は予想できなかっただろう。

昔は移動手段がほとんど鉄道で、飛行機だとは思いつかなかったり、聞き込み先の果物店の看板が奇想天外の表示だったり、時代の古さや面白みを感じてしまう。
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