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プリンス/パープル・レインのAMのレビュー・感想・評価

5.0
前半部分はキモいかも知れないですが、それはパープルレインへのレールの一部分なので、(プリンスが好き。プリンスの楽曲に数曲好きなものがある。あんま聴いたことないけど気にはなっているorいたならば特に)肩の力抜いて兎に角最後まで見てください。

流れは最近みんな大好きボヘミアンラプソディと似ていて、名曲パープルレインが完成、お披露目されるまでのサクセスストーリーです。

一筋縄ではいかない恋して(ここの描写が特に全体的にキモかったです。)、家庭内暴力があり、完璧主義的な所から来る自己欲求の強さにメンバーは離れていく。

そんなプロセスを経て、超人気バンドThe Timeの大盛況の後に自信を失った殿下が登場、会場の拍手はまばら。(ここの眼つき、大好きです。)

「この曲を父フランシスに捧げます。
作曲はメンバーのリサとウェンディです」

俺は和製プリンスこと岡村ちゃん好きがきっかけでプリンス好きになって、今までよくこの映画無視して生きてこられたな、と。

涙モンでしょこれは。

何故ならばと更に理由付けるならば、I Would Die 4 Uがすこぶる好きな私は、パープルレインの後にアンコールを受け、楽屋での花道を潜り抜け、登場した殿下がそれを歌うであろうと信じていたからです。

学生の頃この曲の、
この映像を、iPod touchに落として
毎日観ていたのを思い出して、繋がった。

もう、、この映像は、、後に二度と生まれないベストアクトの一つでしょう!

Baby I’m a Starに繋げて、最後までの怒涛の畳み掛けは、彼が世界屈指の最高峰のアーティストだったことをまざまざと証明しています。

最初の脂っこさが浄化される程にキレのある清涼感で幕を閉じます。
そう、あのしろコロとかしろタレを下町ハイボールで流し込むように。

出勤が電車の長距離移動なので、ポータブルDVDプレーヤーで。氷室京介がSweet Revolution(Revolutionsとかけているのかも)で真似しているプリンスのUnder The Cherry Moonのサウンドトラック、パレードのプリントのTシャツ着て。(街中や通勤電車で気がついた人いたらコメントor声かけお願いします!)

更に余談ですがプリンスのSexualityはもろにBOOWYのハイウェイに乗る前に、ですよね!

いかに伝説を生み出した伝説か。

ブルーススプリングスティーンを知らずに佐野、ないしは尾崎、吉川語るべからず同様、プリンス知らずにボウイ語るべからず、ですよっっっっっっっっ!!!!!!!ね。

世の中は最高です、
常に最高なもので溢れています!!
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