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座頭市千両首のatsushiのレビュー・感想・評価

座頭市千両首(1964年製作の映画)
3.8
『座頭市』シリーズ第6作目。斬新なオープニングからこれまでとは違う何かを予感させます。

剣と剣がぶつかる音や血糊。これまでとは打って変わったリアリティ表現を使った殺陣は黒澤明の『用心棒』、『椿三十郎』が公開されたことによる影響と思われます。ラストまで黒澤明お得意の対位法が使われていて、社を跨いだ影響力を感じさせます。

2022/03/31 1回目
【2022年147本目】
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