松長もんど

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズの松長もんどのレビュー・感想・評価

3.5
ジョン・ウォーターズ作品。

「俺にはビジョンがある!(I have vision!)」
自称アングラ監督 セシル・Bがハリウッドをぶっ潰すべく、ハリウッド女優を攫い、インディーズ映画という名のつまらなそうなゲリラ映画の撮影を強行するのである。

"つまらなそう"というのがポイントで、一見「打倒ハリウッド!インディー映画万歳!」というメッセージなのかと思いきや、実際には「打倒ハリウッド!打倒インディー映画!」というもはや前方面に喧嘩を売ったような映画なのである。というワケで個人的にどうにもスカッと出来ず、居心地が悪いのはこれに起因している。ラストの「俺にはビジョンがある!(I have vision!)」には笑ったけどね。