菩薩

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編の菩薩のレビュー・感想・評価

3.6
青い巨星との追いかけっこからフラミンゴの大群までの総集編、若干新規カットも増え(?)、作画技術も後半につれ格段に上昇、序盤から「ニュータイプ」に対しての意識づけが強調されていく。ランバ・ラルおじさん(35歳)、ハモン、アムロの関係性は、エウレカでレントン、レイ、チャールズの擬似親子関係に引用されている(青い機体、自爆含め)。黒い三連星や、いい壺水爆野郎ことマ・クベの活躍も劇場版ではかなり割愛、まぁシャリア・ブルに比べたら出てくるだけマシと言えるが…。ホワイトベース乗組員唯一のパイロット候補生(?)リュウ・ホセイ氏も遂に戦死、死後の三階級特進にアムロがブチ切れるとこは本当にいいシーンだと思うが、正直後のスレッガー中尉の特攻のせいでかなり霞んでる説ある。何故か俺の周りでは人気があったミハルちゃん、爆風でスランプしてしまうのは可哀想だが、カイ・シデン覚醒の為の噛ませ犬の印象が強い。ファースト史上最強にいい人キャラのウッディ中尉、シャア専用ズゴッグ相手にアホみたいにホバーで突っ込んでいくが、ちゃんと婚約者であるマチルダ中尉と同じ様に操縦席を潰されて死ぬ、天国で幸せに暮らしてて欲しい。ジャブロー侵入作戦時、部下達はちゃんと目立たない様にと全身真っ黒のモジモジくんタイツを履いているのに、シャアはいつもの様にお気に入りの真っ赤な軍服を着ている、アホちゃうか。本作最大の見所は当然ミライさんのお風呂シーン、ずっとフラウ・ボゥ派でやって来た俺だが、最近ミライさんもいんでないかと思って来た…。
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