幸せとはなにか、考えさせられる映画。
頭ではわかってる、当たり前のことなんだけれど、いっときの感情でそうではない道を選んでしまうことがあるかもしれない。
仕事と家庭、自分の時間、どこに幸せはあるんだろう。
正直、展開は至ってシンプルだし、ストーリーも分かりやすい。でもそのド直球ストレートなロマンスがゆえに心を動かされてしまった。
シンプルな展開の中に、誰もが共感して自分と重ね合わせてしまうシーンから、誰もが憧れるロマンチックなシチュエーションまで巧みに演出されたこのギャップが、この映画の深みをつくっているんだと思った。
後悔の無い生き方は難しいかもしれない。でも、後悔してからやり直すことはできるかもしれない。
この映画を見終えた時の感情を、ずっと手放さずに心に置いておきたいと思った。