鉄

蒲田行進曲の鉄のレビュー・感想・評価

蒲田行進曲(1982年製作の映画)
3.6
階段から落ちる映画。

全編舞台のお芝居を見てるのかと錯覚するような台詞回しとお話展開。この作りがダメな人はダメだと思うけど、個人的には嫌いじゃない。

カッコイイところもある銀四郎だけど全体的にカス過ぎて引いた。ヤスがちょっとずつ男として変わっていく姿は頼もしさもありつつどこか寂しくもあった。そして段々ヤスにムカついてくる。まぁ精神状態としては人間こうなっちゃうのかなぁ。小夏は女性として強く、ずっと1本筋の通った人でとてもカッコよかった。

とはいえこの階段から落ちるシーンはとても決まってたしカッコよかった。
鉄