碧SU

ワイルド・スピードの碧SUのレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)
4.0
「10秒足らずの間 - おれは自由だ」
なんという名台詞を生み出してしまったんだ!

ロブ・コーエン監督繋がりで観てしまいました。
【ワイルド・スピード】を誕生させた監督ですが、
シリーズの大ヒットを現在どのように感じているのだろうか。

私は1作目と7作目のSKY MISSIONしか観たことがない。
かなり飛ばして7作目を観たのに、
映画館でラストシーンにボロ泣きしたのを思い出します。
このシリーズから感じる強い愛情を確認する時がきた。
ポール・ウォーカーに会いに来ました!


1作目を見直して思うのは普通にお話が面白い!
ミアとの恋愛要素は物語の中に自然と溶け込み、
レースシーンのテンポも丁度いい。
主人公の心情の変化は表情だけで語れている。
(特にエンドクレジット前の表情による余韻)

ヴィン・ディーゼルから溢れ出るカリスマ性が凄い!
彼を纏った《哀愁》が、たまらなく好きですね。
身体いかついのに実はちょっと甘いフェイスでしょう。
仲間想いで頼れるアニキ感と寂しさを併せ持つ逸材。

最近はガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーで、
グルートの声ばっかりで…姿を見るのも久々でしたw

ジョーダナ・ブリュースターとミシェル・ロドリゲスは、
免許がなかったので最初から運転を覚えてもらったとか、
さりげなくメイキングで衝撃的なこと言ってます。
(ミッションだけ持ってなかったのかな?詳細不明)


初期のアクションは見応えあるスタントの連続で、
この生々しさ、非常にハラハラします!
これがシリーズのどこかで良い意味で化けるんですよね。
ちゃんと追って確認しようと思います。

音楽はラップやハードロック寄りの1作目。
リンプ・ビズキットが懐かしすぎる。流行ってたなあ。
…と思いきや、後半レース・ウォーのシーンでは
Raveが流れるなど、飽きさせない音楽は素晴らしい。

この映画、もう1つの主役は車だと思いますが、
ダッジ・チャージャーの登場がクライマックスという、
ここはテンション上がる粋な演出ですよね!


【ワイルド・スピードX2】~【EURO MISSION】までは、
初鑑賞になるので、これからが楽しみです。

まあ一番楽しみなのは【ICE BREAK】なんですがね、
そこまでが…長いですねw
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