ペプシなカズヒラ

たそがれ清兵衛のペプシなカズヒラのネタバレレビュー・内容・結末

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルヴァリン:SAMURAIでのアクションを観て真田さんのファンになった者です。(世代が世代なので...)

子どもの成長を見守りながら日々を生きる清兵衛の姿から、情熱や純粋さ、美しさを感じました。

アクションシーンも派手さはないものの、緊迫感のある殺陣が観られるので自分にとってはとても見応えがありました。

素敵なセリフも多く、方言や細かな部分は省きますが
「お言葉を返しますが、私はこの暮らしを叔父様が考えておられるほど惨めとは思っておりません。」
「二人の娘が日々育っていく様子を見ているのは、例えば畑の作物や草花の成長を眺めるのにも似て、実に楽しいものなんです。」
「学問をすれば、考える力がつく。この先世の中がどう変わっても、考える力を持っていればなんとかして生きていける。これは男も女も同じことだ。」
などなど、響く言葉が沢山出てきました。
とても好きな映画です。