羽根木の松原

たそがれ清兵衛の羽根木の松原のレビュー・感想・評価

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)
4.2
幕末期の小さな藩での「しきたり」を真面目に守り、誠実に暮らしている主人公が、望まない決闘を機に「しきたり」を飛び越え相手も答えた。人々を食わせる、豊かにさせる、自由を謳歌させる為の藩であり、国だとすると、この藩はただただ民衆の弱みにつけ込み、小金をつかませて圧力で統治しようとする。このような構造はどこかでも見たような...
侍のプロ意識も忍ばせられて見応えがあった。