アオ

たそがれ清兵衛のアオのレビュー・感想・評価

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)
4.4
日本の美しい時代劇…
人の儚さや奥ゆかしさが詰まった
作品でした。

小さい頃親がテレビで見てて
決闘のシーンが怖くて難しくて
よく覚えていなかったけれど、
こんなにも清らかな話だったとは…

清兵衛がもうめちゃくちゃかっこいい
ずーーーとかっこいい……………
こんなに謙虚で、愛に溢れた、
強い芯のある人……なかなかいない

ともえさんの、
世間の目や時代の流れに左右されず
自分の生き方をきちんと見定めた人柄が
ものすごくかっこいい
新時代を生き抜く人はこういう人だろうし、
動乱の時代を生きている一人の人として
尊敬できる人だった

清兵衛の、

いいか、萱野、学問しれば、自分の頭でものを考えることができるようになる。
考える力がつく。この先世の中どう変わっても、考える力持ってれば、なんとかして生きて行くこともできる。

という言葉は色褪せない名言だとおもう。
考える力、選ぶ力の大切さ。
それは清兵衛やともえの生き様が語っていたと思う。
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