鎌谷さんとの同時鑑賞🌟
山田洋次監督による時代劇三部作の1つです😊
＜あらすじ＞
幕末の庄内地方の海坂藩にて御蔵役を務めている侍の清兵衛(真田広之)は、年老いた母と幼い娘の世話をみるために同僚からの飲みの誘いも断り続けて早く帰宅し、周りからは『たそがれ清兵衛』と呼ばれ馬鹿にされていた。
ある日、親友の倫之丞(吹越満)の妹である朋江(宮沢りえ)と再会すると清兵衛は朋江に心惹かれるが、自分の貧しさに負い目を感じ、一歩踏み出す事が出来ずにいた。
朋江の元夫の甲田(大杉漣)からの果し合いを受けて立ちあっさりと勝利した清兵衛の武勇が広まると、家老に清兵衛の剣の腕を買われて討手の命が下る。
清兵衛は役目を果たし無事に戻る事が出来たら朋江と結婚したいと決意するが・・・
＜感想＞
山田洋次監督の時代劇といえば以前に観た「武士の一分」もとても良かったですが、今作もまた心に沁みる素敵な作品でした✨
山田洋次監督作品の描く人間関係はやっぱりいいですね。
清兵衛と朋江の絶妙な空気感を保ちながらの2人のやり取りは微笑ましくもあり、そして切なくもありました🥲
真田広之は今作の主役に見事にハマってました⚡️
哀愁漂う雰囲気ながらも、一旦剣を交えばもの凄く腕が立つ腕前⚔️
それでも決して自分を過信したりせずに謙虚な姿勢を崩さない。
まさに『やる時はやる男』とてもカッコよかったです💪🏻
そしてヒロイン役の宮沢りえの存在感もまた素晴らしすぎる🌟
可憐でもあり、そして凛々しくもある。
そんな素敵な女性を見事に演じていました😁
清兵衛は不器用な男でしたが、自分の事を笑われようとも決して言い返す事もなく、大事な人を救う時にしか戦わない。
本当に強い男とはこういう人の事を言うんだなと、今作を観て感じました😂
