ひよみゆ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のひよみゆのレビュー・感想・評価

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2021ー18

エヴァンゲリオンについては、アニメ版、劇場版全てを、割とタイムリーに観ており(劇場版は全て公開当時に映画館で鑑賞)、当時はその都度、大熱狂したほどのエヴァ信者のワタクシ。

前作の「Q」を観たときは、「狂ってる…。でもサイコー!」となり、正に作り手側の思うツボ状態。

ちょっと前にBSで「序」「破」「Q」を放送したので、保存版にしようと思って録画しておいたものを、満を持して「シン・エヴァンゲリオン」公開が近づいてきたタイミングで、直前に観て復習しようと思っていて、ギリギリまで観ないでいたら、先日の公開延期のニュースに、これでゆっくり復習できるぞと、なんとなくホッとしちゃったりして。(くどい文章)

で、今回、改めて「序」を観て感じたことを書いてみると…。

今まで、初心者には、アニメ版全部観るのは時間もかかるので、新劇場版を順番に観れば大丈夫、と言っていたけど、やっぱりアニメ版から観るべき。

その理由は…アニメ版の1話から2話の流れ(観た人は分かりますよね?)に、当時は完全に心を鷲掴みにされたけど、新劇場版だと、そこが普通の流れになっているので驚きが薄い。
あと、当然だけど、早足でストーリーをなぞるから、いろんなエピソードが抜け落ちていて残念。
例えば、友人達とのエピソード、もっといろいろあったと思うけど、それがないから友人との関係性が薄く見える、とか。
ダイジェスト的に観るのと、全部のエピソードをじっくり観るのでは全然感じ方が変わるのでは?
まあ、当然でしょうけど。

ということで、この作品、ワタクシみたいに全部観た人が復習のために観るにはいいけど、初心者は絶対アニメ版から観ましょう!

あと、思ってた以上に、名言連発でしたね。特に綾波がらみはもう全部名言で、分かっていてもイチイチ感動しちゃって…。いや、逆に分かっているからかな?この後、あの名言だ〜!とか。
名言?とは違うけど、ミサトさんの「ちょっち」がこんなに聞けるなんて驚き。
思わず、エビスビールとキリンクラシックラガー買い込んでしまったワタクシでした…。
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