エヴァ初視聴。
わたしがシンゴジラを観て感じたときめきと高揚感とスリルを、きっと世の人はエヴァを観て感じたのだろう！
シンゴジラが大好きすぎて、シンゴジラで十分に高まってしまったので、今回はあまり感動しなかった…。
開始数分でいきなりエヴァに乗せられて、操縦できるわけなくない？使徒？ってなに？シンジくん初手で負けすぎでは？
と、雑念に負けました。
とは言え、音楽の使い方が、めちゃくちゃよい。無音の中響くヒグラシ、出動時のファンファーレ、戦闘時のティンパニ、どれも劇的でテンションを上げてくれる。
作戦もいちいちこだわり深くて、ただの戦闘ものよりもロマンを感じる。
あと、シンジくんの外側の世界がものすごく非日常的なのに対して、シンジくんの内面があまりにリアルな繊細さで、最初はそのギャップゆえに彼に共感できなかった。だけど、14歳の精神的不安定さ、愛情不足ゆえの過剰な承認欲求という背景を想像したとき、シンジくんという子をちょっとわかった気がした。
