アリリリ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のアリリリのレビュー・感想・評価

1.1
【アニメを先に見なかった罰なのか】「シンジくんキモい、受け付けない、無理!」って感情が80%、ミサトさん無理が10%、内容が無理が10%だった。新作の予告の宇多田ヒカルが良すぎて、人気作と聞いていたし、ガンダムもグレンラガンもビバップも好きだし、これは外さないと思って肩まわし過ぎて見たのがいけなかったのか…とにかくクソ。宇多田ヒカルが良かっただけだった。。。

シンジくん無理80%でいうと、
私は父が人類を滅ぼすか守るかのよく分からないくらい偉い立場の人でもなくって、そういう状況で育ったわけではないから完全に理解できないとはいえ、
人類的に、父父父父言ってる場合なのか?ってすげえ思う。父とかそれ以前に生きるか死ぬかじゃないのか?
どこまでも自分本位なので、やはり映画の主人公として憧れる存在ではない。「僕もシンジくんみたいになりたい!!」みたいな、憧れを産まない主人公、理解に苦しむ。

じゃあ実はそこまで折り込み済みで、レイや、その他の女性陣を描きたかったのか?って言われるとそうでもない気がする。
特に残りの無理10%を担うミサトさん、技術者の金髪の人、やたら薄っぺらい。


内容が無理なのは、
使徒が自然災害をオマージュしてるのかなんなのかわからないけども、
都合よく出現しすぎだし、
ピンチになったときにシンジくんが、視聴者的に納得できる理由なく最強になりすぎ。少年ジャンプにドップリ洗脳されてきた身としては、スーパーサイア人になるにはある程度の血の滲む努力と、何らかの追い詰められた状況と、自身の殻を破る決意みたいなのが必要と思ってしまうんだけども、
シンジくんはやたら自動操縦感が強い。
死にそうになったらオート回復スイッチ入るみたいな?それが気に食わない。


そして、世界の敵の使徒vs人類っていう構図のはずが、
個々のパイロットの、しかも視聴者にとっては死ぬほどどうでもいいように思えるような葛藤で嫌だ嫌だ騒いで、
マジで見てて気持ち悪い。

気持ち悪くてびっくり。何が楽しいのエヴァンゲリオンって?

確かに絵は綺麗だし、使徒はやたらピカソみたいななんか芸術的だし、綾波レイとか可愛いけど、
レイとか、灰原役の声優の人じゃなかったら全然魅力無かったんじゃないか?って思うくらい何もしてねえ。


暇な時に次の話も頑張ってみます。
とりあえず1は酷かった。