もっちゃん

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のもっちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
新劇場版ラストに向けて。
ネタバレフィールド全開⚠️










序 時点での謎や伏線

👀注目は冬月、ゼーレ、カヲル君のセリフ。
匂わせぷんぷん丸😇

💬冬月
「碇君、本当にこれでいいんだな」
→試作零号機+レイで使徒を迎撃するプランと、初号機のプランと2つ並行しているような印象。
シンジの乗った初号機出動には何かしらのリスクもある??

「結局お前の息子は予定通りの行動をとったな。
14年前からのシナリオ。運命を仕組まれた子どもたちか。過酷すぎるな」
→運命を仕組まれたという言い回しが新劇ならではな気がする🤔


💬ゼーレ
「概ね既定通りだ」
「使徒殲滅はリリスとの契約の極一部に過ぎん」
▼リリスとの契約とは?
▼人類補完計画


💬カヲル君
ラストシーンは意味深だらけ。
月面?に箱9個📦📦📦📦📦📦📦📦📦
真ん中の箱からカヲル君。他の箱は??
アダム?も月面?にいる模様。

「わかっているよ。あちらの少年が目覚め、概括の段階に入ったんだろ」

ゼーレ「そうだ。死海文書外典は掟の書へと行を移した。契約の時は近い」

カヲル「また3番目とはね。変わらないな君は。会えるときが楽しみだよ、碇シンジ君」

→ループ説の基になってるセリフ。



▼使徒の存在と目的
エヴァは人造人間だが使徒は生命体なのか人工物なのか。その目的は。
💬ゲンドウ
「知恵の実を食べた我々を滅ぼすための存在だ」

💬湯船に浸かるミサトのセリフ
サードチルドレンの選出・招集と第4使徒襲来のタイミングが合致しており、どちらか、あるいは双方に作為的なものを感じるという旨の発言

▼使徒のナンバリングの変更
アニメ版では第3使徒だったサキエルちゃんが第4使徒に変更。

▼ゲンドウのシンジとレイであからさまに態度が違う理由
💬シンジ
「なんで僕には笑わないんだろう」

▼ミサトの父親との確執



アニメ版込みでの考察🤔
・ゼーレの目的とNERV(ゲンドウ)の目的の相違
ゼーレは人類補完計画が目的。
なんやかんやで人類をひとつの個体にして、人間ひとりひとりが持ってるウィークポイントを種全体で補い合い、ひとつの完璧な存在を創ろうとしているカルト宗教みたいな団体。

ゲンドウはシンプルにユイに会いたい可愛いピュアなおっさん。コウゾウもユイLOVEなのでゲンドウ手伝ってるイメージ。

アニメ版では人類のためという大義名分と個人の私的な目的が衝突していたが。。

・時間軸
ループ説などあるが、舞台設定ってだけなのでぼくは別に何でもいいかも笑
そんなことより個々の人間の行動原理を考えたい派。

ゲンドウが息子との触れ合いより奥さんに会うのを優先してるのがほんと人間臭くて好き😇
父親より男を優先するという。
シンジをそのための手段にして、最後それに気づいて謝る=ラストだけちゃんと父親してるっていうい流れとか好きだったなぁ😇

・シンジくんの物語
序はシンジくんがアイデンティティ、レゾンデートルを探す旅というのが主軸。

父親に育児放棄され自分のレゾンデートルを見失ってるところからスタート。
→「エヴァに乗る碇シンジ」にアイデンティティを見出す
→エヴァに乗ったところで父親からは褒められない、同級生からは殴られる、上司からは叱られる
「何か変わるかも」と期待してエヴァに乗ったが良いことなんて何もない
エヴァに乗ることへの葛藤
→トウジやケンスケという友人ができ、パイロットという共通項を持つレイに親近感を持ち、エヴァに乗ることでコミュニティが少しずつ形成される

ここで序おわり。

まだエヴァ頼りな感あるが、己の身ひとつでアイデンティティを探求するのも難しいし、
ひとつの道を究めれば人生に通ずる真理に到達できるのでエヴァのパイロットとしてぜひ色んなことを経験してもらいたいですな😇
もっちゃん

もっちゃん