安彦良和の意欲作でバイクVS.戦車というセル画での活劇は楽しめた
金星を舞台にイシュタルとアフロディアの2大勢力による武力弾圧に巻き込まれるバイクレーサーの若者達を中心に戦争の悲惨さや惨さを直接的に描いてはいるけどもいかんせんストーリーが把握しづらかった……
主人公のヒロもレーサーとしての腕は一流なのに戦闘となると向こう見ずな行動する為に失敗したり粋がっていたり取っ付きにくいキャラクターなのが不満(声も合って無さすぎ❗)
キャラクターデザインは完全にガンダムと変わらないし戦車や軍用機は何処と無くジブリっぽい為かデジャヴ感有るシーン多いし終盤のドナー司令官が逆上してヒロを追い詰めるシーンも何か盛り上がりに欠けたな……
名作が多い80年代のアニメーション映画で埋もれた理由が分からなくもない(笑)