「我々は子供を喜ばせるためにいる」
トイストーリー第二作目。
ウッディが貴重なカウボーイの人形だったということでさらわれ、友達のバズたちが助けに行くというシンプルな話。
トイストーリーシリーズで一貫しているのは、持ち主とおもちゃのピュアな主従関係と、おもちゃ同士の友情を通じて、人と人との繋がりの大切さ、お互いを大切にする優しい心を伝えていること(と思う)
ジェシーと出会い、おもちゃの持ち主が大人になれば、自分たちは忘れられ捨てられていくという遠くない未来を想像し葛藤するウッディ。自分のことだけを考えれば、もしかするとこのまま持ち主を離れたほうがいいんじゃないか、、なんて極めてオトナ的な損得の選択の中の葛藤。理想と現実というか、自分のことしか考えられなくなった大人へのメッセージとも捉えられたり。笑
おもちゃたちの行動に、荒んだ(とまでは言わないが)心にピュアな気持ちを取り戻させてくれる映画。子供たちも、こういう葛藤を繰り返して成長するんだなぁ、なんて思いました。
コミカルな冒険の中に、いろんな愛の詰まった良い作品。子供にオススメ第二弾。