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真夜中の招待状のnakashunkiのレビュー・感想・評価

真夜中の招待状(1981年製作の映画)
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Jホラー好きなら要チェックな、
松竹サスペンスの巨匠?野村芳太郎作品。

原作は全く知らないのだが、
当時歌手としては全く落ち目で大人の女優としての脱皮中だった小林麻美が、拙い演技でご愛嬌、
小林薫はまだ新進気鋭の新人だったけど見せ所あまりない。

この映画のキモはやはり野村芳太郎演出で、
繰り返される熊本市内から阿蘇への車窓の景色がなんとも不気味。

ネタバレになるので詳しくは書かないが今だったら某団体から訴えられそうなオチで、
「震える舌」でも家族愛+オカルトホラー的なキワモノ演出が光った野村芳太郎演出がまたまたやらかした感じです。

全く関係ないけど巨大なハサミや天井を這う人間など意味不明な演出でなんか面白かった「エクソシスト3」と並ぶ作品、自分の中では。
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