シュウメイシ

この子の七つのお祝にのシュウメイシのレビュー・感想・評価

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
3.4
次々と発生していく殺人事件の謎を追う記者の話。

どこか横溝正史の世界観を漂わす不気味でおどろおどろしい雰囲気が結構好きでした。
ただでさえ怖い童謡に感じる、とおりゃんせがより怖く聴こえました。
ミステリーではあるが、犯人は誰かより犯人の動機などを楽しむ作品。
80年代の映像の粗さ具合もいい感じに恐怖感を煽っている。
今はもう見れないが根津甚八はやはりかっこいいな。

岸田今日子の存在感も見事でした。
今はこういった横溝正史風なサスペンスが少ないから、もっとこういう邦画観たいな。
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