"ゴースト・ドッグ、力と平等を"
"すべて熟知、マイ・ブラザー"
葉隠れや羅生門といった昔の日本の作品からインスピレーションを受けているのは嬉しく、そこに掛け合わされているヒップホップが絶妙にマッチしていてとても良い。
サムライ・スピリッツを持つ孤独な殺し屋が、信念を貫き死んでゆくという極めてシンプルなストーリーだけど、寂しいだけの作品でないのは彼に2人の友人が居たからだろう。チョコのアイスを食べながら読んだ本について語ったり、屋上でチルするなどしたいよ。
信念と友と音楽があれば、生きてゆけるのかもしれないな…などということを頬杖を付き考えた。
これってジム・ジャームッシュの隠れた名作なのでは？少なくとも自分はかなり好みの作品でした。
