ゴースト・ドッグの作品情報・感想・評価

「ゴースト・ドッグ」に投稿された感想・評価

Qキ

Qキの感想・評価

4.9
真のジャパニーズ・クール

そしていいキャラクターが盛り沢山!
ありがとう!

『葉隠』を愛読する一匹狼の殺し屋ゴースト・ドッグと、実に間の抜けたマフィア組織とのものがたり。
いつも以上にベタな小ネタ満載でかすかな笑いを積み重ねながら、得も言われぬ透明で乾いたリリシズムを感じさせるのはさすがジャームッシュ。

フランス語しか理解しないアイスクリーム屋とのやりとりが最高。

ジャームッシュの声が聞こえそうだ。
「観終わったら、感想を聞かせてくれ」と。
maniacchef

maniacchefの感想・評価

3.8
前から気になっていたものの先延ばしにしていたジムジャームッシュ、やっと観ました。
久々に映画らしい映画観た気がする。映画観た後のエンドロールで余韻に浸りたくなる作品。淡々としてるが、雰囲気は良く、主題や台詞回しもゴダールより全然分かりやすい。この監督はファンが多そう。同監督作品の中ではおそらくこれが一番見やすいのかな。
他のも機を見つけて順次手を伸ばしていきたい。
武士道×ギャング×hiphop×伝書鳩×etc...すべてが絶妙なバランスで編まれておる。
RZAの抑制されたビートがかっちょいい。ジャームッシュはセンスがいいにも程がある。
銃を向けられた途端に心臓発作を起こし「うう、ダメだ」で勝手にくたばるジジイがクソワロ。ゴースト・ドッグのアホな残像処理も好き。あと排水口狙撃は天才

チンピラを蹴散らすジジイ、屋上で鳩飼ってる非白人やたらいる件、屋上で船造ってるヒスパニックの男……すべて謎

原理不明の万能電子鍵ほしい

メッセージの字が小さすぎて老眼鏡取り出すマフィアのギャグとかは設定活かしてて良い
hiphopのマインドと武士道がリンクする感じがマジで面白い、こういう映画求めてたところある
富井

富井の感想・評価

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ベストフレンドってああいうことか。
貫いたthe way of the samurai
最後のタフさがサムライぽい。
深緑

深緑の感想・評価

4.2
武士道に傾倒する殺し屋「ゴースト・ドッグ」を巡る話。

ゴースト・ドッグの鮮やかな仕事ぶりに惚れ惚れ。
思想だけでなく、殺しの間合いにも武士道要素を勝手に感じ取ってしまいます。

ダーティーな反面、ピュアさダダ漏れのシーンも随所に有り、「このダークヒーロー像はいいぞっ!」ってなります。

銃にちゃんとサイレンサーが付いてて、ビクッ!としない感じも、とても好きです。
ジム・ジャームッシュ監督作品。
フォレスト・ウィテカー演じる黒人殺し屋ゴースト・ドッグは武士道に従い殺しの仕事を遂行していく話。

黒を中心とした画面、そして差し色の青が目を見張る。
『葉隠れ』の文章と静かなゴースト・ドッグの生活が心地よい。銃もサイレンサー付き。テンポ感が特徴。ウータン・クランの音楽が一役買ってる。

フランス語しか話せないアイスクリーム屋の陽気さがいい。「アイスクリームは体に良いよー」と吹聴する。

ゴースト・ドッグを見つめる黒い犬のつぶらな瞳も良かった。
サムライダマシイ

フォレスト・ウィテカーが出てると映画が名作に見えてくる不思議。
また、ジムジャが変な映画を撮っておる!

屋上で刀を振り回し、日本語が書いたシャツを着ており、愛読書は"ラショーモン"という殺し屋のお話。

"パターソン"では詩を読みながら映画が進んでいったけど、こちらは本の文章を読みながら進んでいく。
中身は全然違うけど、どこか"パターソン"に似てるような気がした。

最近、ジムジャの映画は、はずればっかだったけど、これは結構好き。

それは、なぜかって?
フォレスト・ウィテカーが出てるからさ~。
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