同時上映の小松左京原作SF『エスパイ』目当てで5つ上の兄に連れられて見たのが小4か小5の時。ある旅芸人一座と進む先が偶然一緒になる書生(学生)の束の間の話。三浦友和、山口百恵初共演。当時は何が面白いのかさっぱりだったが、ずっとあとに見返してようやくその良さに気付き。若いとき男には一度か二度くらいはちょっとした年下の女の子にモテる瞬間というものがあって。なんかね、甘酸っぱいものがこみ上げてくるのだ。あっという間に読めるほっこりした小編なので川端康成の原作もぜひ読んでいただきたい。
※サブスク解禁で山口百恵ヒット曲集を聴きまくる日々。ひと夏の経験。
