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パリで一緒にのarisaのレビュー・感想・評価

パリで一緒に(1963年製作の映画)
4.0
作家の男とタイパーの女が、作家の男の家でひとつの物語をあーだこーだ言いながら作り上げていく。
場面は転機し、その物語の中へ。もちろん演じるのはその作家とタイパー。

転機した物語の中でも、作家の説明とタイピングの音で現実との世界を分け隔ててくれて頭がゴチャゴチャにならない仕組み。うまい。

現実と物語の世界だけど、次第に2人の気持ちがシンクロしていく。うまい。

最後に「よくある映画の方法」で彼女を連れ戻しに行くのが好き。
名作は色褪せない。
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