蜂蜜みたいに甘いお話しかな?
と思ったら全然違いました
悲しくて、愛がいっぱいあって、
静かに力強く。何かを感じられる
美しい映画です
過去に母親との出来事から心に深い
悲しみと傷を抱えた14歳の少女リリィの
成長物語。
1960年代の人種差別などの社会問題も
からんでいる。
登場する黒人姉妹がとても魅力的だった。
嘘だとわかっていても受け入れる。
それは生易しいことじゃないのに、
落ち着きと包容力を持つオーガスト。
心を閉ざしていても人の気持ちが
痛いほどわかるメイ。
美人で傲慢に見えても本当は人一倍臆病で
繊細なジューン。
大事なのは事実じゃない
どんなに愛していても、心が
飲み込まれてしまうことがある
リリィが"自分は母に愛されていた"と、
わかるラストがとても良かったです
全米ベストセラー小説の映画化
ブロードウェイでも上演されたという。
バラエティに富んだ楽曲も◎
観て良かった♡