ギレルモ・デル・トロ監督のハリウッドデビュー作。
短編小説を基にしてるとはいえ、設定ガバガバなのは否めないし展開が安直すぎるというか王道路線でイマイチパッとしない。
方向性の違いからボブ・ワインスタインがデル・トロを解雇しようとするなど2人が衝突した話は余りに有名。デル・トロも後のインタビュー等で「人生で最悪の出来事」とまで表現するほど本作に不服。Final Cutもワインスタインが握っていたから仕方ないけど、実質デル・トロの作品というよりワインスタインの作品だし、それを象徴するようにデイリー・テレグラフで「ワインスタインに台無しにされた映画6選」に選ばれてるしね...笑
デル・トロを語る上で、この作品とワインスタインと揉めたことは欠かせないからとりあえず観ておくべき。
ポール・W・S・アンダーソン監督の下でドラマ化されることも決まってるから新生ミミックの動向には期待できそう。
P.S.「Xファイル」のエピソードにありそう