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招かれざる客のchipのレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
4.5
50年以上も前の作品。
タイトルは知っていたが、初めて鑑賞。

ユナイテッド航空の飛行機がサンフランシスコ空港に入ってくるオープニング、バックに「Glory of Love」が流れる~
とてもハリウッド映画らしい!好きです!

恵まれた家庭で育った明るい白人の娘ジョーイが連れてきた結婚相手が、黒人だったことから、両親の葛藤が始まる。
彼ジョンは著名な医師だけれど黒人...

黒人のメイドが、彼に厳しいことばを投げかけ認めようとしない。
同じ黒人なのに。
ジョンの両親も許そうとしない。

そんな時代の話。

たった一日のできごと。
それもほとんどジョーイの家の中の会話のみの展開ですが、
全く飽きないです。引き込まれます。
アカデミー賞脚本賞、ですね!
それぞれの感情が変わっていくのがよくわかります。
あっけらかんとしたジョーイお嬢様の気持ちはかわりませんけれど(笑)

ジョン役シドニー・ポワチエは、同年の作品「夜の大走査線」でアカデミー主演男優賞でした。同じ年に名作2本に主演したんですね。

お肉の配達のお兄ちゃんが踊りながらドアをノックして、踊りながら去るシーン、楽しくて好きです。
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