招かれざる客の作品情報・感想・評価・動画配信

「招かれざる客」に投稿された感想・評価

フィクションですがありそうなヒューマンドラマ
60年代までのアメリカではいくつかの州で異人種間の結婚は禁じられていた。

白人女性が黒人の彼氏(フィアンセ)を自分の両親に紹介するところから始まります。急な事に驚く両親、それでも母親の方は器が大きいので理解を示してくれますが...

個人的にはいくつかのセリフが胸にグッときます。演技とセリフに説得力を感じます

ジャンルは違いますがゲットアウトの冒頭も白人女性が黒人の彼氏を両親に紹介してました。この映画へのオマージュだったわけです
wt

wtの感想・評価

4.3
当時の社会をぎゅっと家族会議に凝縮して描いた、めちゃくちゃ高度な作品だと思います。今の人が見てもすごく楽しめる名作です。

登場人物のその関係性が、その一言が、当時の白人や黒人、白人に仕える立場の黒人や既存の社会を変える可能性を秘めた若者、などの象徴として描かれていたと思います。

家族という内向きの映画でありながら、広く外を表す内容であるところが、名作なのだと強く感じました。

それを直接的に訴える訳ではなく、優しく、愛に溢れた映画として作り上げた監督と脚本家は、本当に素晴らしい限りです。
DD

DDの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

先日再度鑑賞。

今の視点で観るといろいろ気になるところはある(結局結婚の決定権を握っているのは白人の家長である父親…良き夫に尽くすのが女性の幸せ、マジョリティに都合の良い清く正しいマイノリティ)。

だけど、当時は(映画のセリフにあるように)州によっては異人種間の結婚が違法であったり、70年代のフェミニズム(とはいえ白人の中流女性が中心のものだが)がまだ起こっていなかったり、今以上に差別があった。
それが公民権運動により揺さぶられていたという状況に照らし合わせると、あの時代にこの作品があったというのはスゴいことだったはず。

また、俳優達の演技も撮り方も素晴らしいと思う。
久しぶりの剛速直球

スタンリー・クレイマー
『招かれざる客』

どんな変化球もストレートが決まった時の音には追いつかない。
『招かれざる客』はそんなストレート剛速直球の音が響くほど決まった映画でした。
peche

pecheの感想・評価

3.6
親たちの葛藤。
娘の脳天気さが気になるが‥。

果たして自分は許せるだろうか。
Np2

Np2の感想・評価

5.0
めちゃくちゃ面白かった。
「黒人と結婚する!親に反対された!人種差別するな!」みたいな単純な話かと思ってたら、黒人から黒人への差別、当然人種差別反対で娘をそういうように育ててきた親だからこそ抱える葛藤、複雑な人間ドラマ。
印象深いのが娘両親と神父がジョンと最初に会った時の反応の対比で、あからさまに驚く両親より温かく反応する神父の方が理解がありそうに見えるんだけど、そうじゃなくて他人事だから冷静でいられるだけなんだよな。人種の問題を家庭レベルで考えたことがなかったから、もし自分だったら?って考えてしまった。
親として子供のことを苦労しないように、世間に批判されないようにって心配するのも愛なんだけどね。「好きにしなさい」って突き放すのが一番愛なんだろうなと思う。それって「親子とはいえど他人」ってことでもあって、冷たくもあるけどなんであっても尊重するという愛でもあるんだよな。
「愛こそパワー!!!」みたいな力技の結末も好きだ。世間体とかお金のために婚活してる人ら、「好きだから結婚する」って大前提を忘れるなよ。
今は結婚なんてしなくてもいいって時代になってきたけど、私はやっぱり好きな人と結婚したいな、と心底思った。だって好きだもの。
若い二人が差別の壁を乗り越えて・・・みたいなシリアスな映画かと思ったら
コメディの傑作だった
演技派揃いのキャストの中
キャサリン・ヘプバーンが圧倒的
クライマックスのスペンサー・トレイシー(このお父さんも素晴らしい!)との芝居合戦は見事すぎて恐ろしいくらいだった
シドニーポワチエ!
黒人スターと言えば、エディマ-フィでも、アブド-ラ・ザ・ブッチャーでもない。シドニーポワチエなんです!☆

『いつも心に太陽を』でのポワチエのダンスシ-ンなんかは僕の得意とするモノ真似のレパートリーの1つ。😅

そのポワチエが主演で贈る人種差別をテ-マにした作品。

白人の女性👧が結婚💖を考えてる黒人の男性(ポワチエ)を家に連れて来て両親が困惑する話。😥💦
娘の母親役にキャサリン・ヘップバーン👩✨めっちゃ素敵ですね。
雰囲気有りすぎ✨

娘が黒人の恋人連れて来たらビックリするよね😅
てゆうかさ、差別は置いといて
娘、ノ-テンキ過ぎへん⁉️💢
世間知らずなだけで、こんな女に振り回される黒人が可哀想なんですよね。確か知り合ってすぐやんね?振り回すなよ!💢
ほんでこれね、黒人がめっちゃ優秀な男なんですよ。相手の親が反対する理由が見つからんのですわ。
ここは映画として面白くないよね。例えば、これがマイク・タイソンみたいな恋人連れて来たらどうだろうか?とか考えてしまう。

黒人の親の方も息子が白人と結婚は喜ばしくない。
娘の父親が「よく郵便配達の父親からこんな優秀な息子が出来たな~」みたいに言うけど、ちゃんと必死で教育しとんねん!おまえの娘みたいにノ-テンキ🙆に育ててないねん!って思いました。
相手の親たちや、恋人 みんな困惑してるのに、結局何も知らんノ-テンキ娘だけラストまでノ-テンキを貫くキャラでした。🤣

黒人のポワチエは、序盤で相手の両親に密かに言います。
「もし駄目やったらそう言って下さい。あきらめますからね」

逃げてるんですね。
こうゆう映画とかで一番言いたいのは、差別から逃げたらアカンって事なんだと思うんですよ。

◇愛の深さ度 ☆
◇人種差別度 ☆☆
◇ストーリー ☆☆☆
◇ノ-テンキ度 ☆☆☆☆
◇キャスト ☆☆☆☆


END.
beegchiko

beegchikoの感想・評価

3.5
2020/9/16
原題:GUESS WHO'S COMING TO DINNER

1967年公開のこの映画のラストは「Dinner」が始まる仄々とした雰囲気の場面なのだが、これから二人にはつらい現実が待っているのかもしれない。この続きは映画「ラビング 愛という名前のふたり」で起こったような事態になるのかも。こちらは時代背景が1958年~だからほぼ同じと考えて良いのだろう。カリフォルニア州とバージニア州だから事情は大きく違うのかも知れないが、愛情だけではなかなか耐えられないのじゃなかろうか?
日本人にはなかなか実感として捉えられないが、映画で少しでも理解を深めたいと思う。
skats

skatsの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

60年代の映画ということで、人種差別が今よりも激しい時代。
肌の色が異なる2人の結婚がこんなにも一大事になるとは平成生まれからは信じ難い事実で、時代背景を感じる作品。
最後のスペンサートレイシーの熱弁は必見。
>|