サウナのタカシ

悪魔を見たのサウナのタカシのレビュー・感想・評価

悪魔を見た(2010年製作の映画)
3.8
韓国映画すごい。
被害者役の女優さんが平気でおっぱい出してくるから残酷さがリアルだし、タクシーの中のカメラワークすごいし、暴力の描写もリアル。怖い。

そこにエンターテイメントとして無理と無駄のないアクションも入れ込んでくるしで面白かった。

急な大きな音で驚かせる二流のシーンがあったのが残念。
シナリオと演出と演技だけで怖がらせて欲しい。

直接的な残忍さがものすごい。
こうゆう映画はどうしてもセブンとかがよぎるけど、セブンのケヴィン・スペイシーはめちゃくちゃ時間をかけてコツコツコツコツやってた所とかがコイツに目をつけられたら逃げられないと思わせる恐さがあった。この犯人は自分の欲望中心で短絡的。
遺族としてはこっちの方が悔しいかも。

イ・ビョンホンの方にはセブンのケヴィン・スペイシーぐらいの狂気、闇の深さが芽生えててもおかしくない。
ラストシーンはそれに近かったけど。