これ実際に起きた事件を基にしてるのが衝撃。
ちょっと前にニュースで「誰でもいいから殺したかった」ってテロップがよく流れてたけど、それに比べて、この映画の「なんで殺したのか分からなかった」が本当に恐いなって。
訳が分からないまま人を殺めるってどんな精神状態だったんだろうか。
タイトルの「復讐するは我にあり」は聖書の言葉の一部で「悪人に報復を与えるのは神である」を意味している。
これは作者が主人公を否定も肯定もしない気持ちを込めてタイトルに引用したらしいけど、この聖書の訳からすると、神が彼に罰をくだすことを願ってこのタイトルにした様に気がしたけどね。
