さすが今村監督、変態人類研究を極めた笑。
前進する汽車と勃発する殺意との対照。
圧迫される時の忍耐は復讐の種を蒔く。(誰への復讐?エディプスコンプレックス的な?)
また、観客への圧迫感。
異形の愛。茶飯事のような濡れ場。覗き見。
(女性への依存と失望)
動物象徴:人間の欲望ー纒繞している鰻。
同じシーン(階段)で2つの空間を作り、(人殺しに階段を登る息子、帰ってきて死んで行く母) 2種類の死亡を匂わせる。
最後の固定シーン:極悪が凝っている。
(権威と軟弱な欲望が交わり、そこで生み出された悪)
「恨みもなか人しか殺せん種類たい」(ツバ吐き)
正に日本人の国民性。