ひろっぴ

男はつらいよ 寅次郎恋歌のひろっぴのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)
4.2
【フラグ回収が早すぎる寅さん。】
鑑賞日…2018年10月2日~Amazonプライム

「男はつらいよ 寅次郎恋歌」鑑賞。

*概要*
下町人情喜劇シリーズ第8弾。

*主演*
渥美清

*感想*
新作が公開されるので1から鑑賞!いつもの様に寅さんが歌うオープニングですが、面白かったw今回のマドンナは、池内淳子さん。

今回は、第1弾に登場して以来1度も出なかった博の父が再登場。母を亡くし、博が、兄弟と母に関して揉めたり、大泣きしたり、寅さんが葬儀に乱入して、不謹慎な行動を起こしたり、相変わらず破天荒なことをしてます。でも、後に博の父親から家庭の幸せについて聴かされ、さすがの寅さんでも真面目になり、考えるようになる。

でも、マドンナが現れると、態度がコロコロ変わる寅さん。おいちゃん達もタジタジで、「ほんとバカだね~」が連発。

今回のマドンナは、近所に引っ越してきた喫茶店で働く未亡人。
内気な一人息子がいて、寅さんも交流し、次第に打ち解け、間にドタバタ劇がちょいちょいあって、「男はつらいよ」でお馴染み…というかお約束の演出がさく裂してるので、結構楽しめましたw

マドンナのストーリーは、やや重くて寅さんもさすがに困惑。。

今回の寅さんは、色んな意味で激しかった。フラグ回収が早すぎるし、破天荒なんだけど、博の父の側にいたり、マドンナに優しいし、子どもとすぐ打ち解けるんだから。

おいちゃんと喧嘩もして、寅さんが、「もう二度と戻ってこねーよ!」と言いながら、結局は帰ってくる所が面白い。(笑)

終わり方も結構好きだなぁ~(^^)
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