鍋山和弥

ロボコップ3の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ロボコップ3(1992年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第3作。序盤、オムニ社は、カネミツの、傘下に入り、デルタシティ建設を目指すと、ニュースになります。デルタシティを目指す。これは、2と一緒ですね。そのデルタシティという、理想のため、市民に立ち退きを、命令します。立ち退きを命令したため、路頭に迷う市民を、大勢出し、ますます、治安が、悪くなります。レジスタンス活動をする、市民を大勢出したからです。そんな、治安の悪くなった、デトロイトを、治安維持のため、リハップ隊と、警察が、出動します。そして、『ロボコップ』の立場は、警察。この警察の仕事。最早、市民を守る仕事じゃ、ありませんね。弱い市民を、守るという指令。オムニ社に、逆らうなという指令。『ロボコップ』のとった行動は、弱い市民を守るため、リハップ隊に、威嚇射撃というもの。この『ロボコップ』の行動により、『ロボコップ』に、逮捕状が出ます。『1』を見ても、分かる通り。『ロボコップ』は、正義のためではなく、オムニ社の、金儲けのために、作られました。だから、オムニ社は、マーフィのことは、考えず、『感情をカットしろ』とか、『ロボコップを、リハップ隊に入れろ』とか、言えるのです。『オムニ社に逆らうな』という命令を、削除された『ロボコップ』こと、『マーフィ』は、自分の信じる正義のために、行動することが、できるように、なりました。正義を守ることの、できるサイボーグ。『ロボコップ』は、完全な市民のための、正義のヒーローとなった、瞬間です。弱き、罪無き者を守るには、時には、立場を考えずに、行動することも、大事です。市民を守るため、警官バッジを捨てた警官達。それが、真の意味で、正義を守る警官の象徴であり、あるべき姿では、ないでしょうか?
鍋山和弥

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