このレビューはネタバレを含みます
主演の二人とも役つくりに徹底してるけどクリスチャン・ベールの演じ方には終始圧倒されてしまった。こういうドン底からの再起をかけた戦いというのは好きな映画だ。兄貴がムショでみんなでテレビを見ていて、後になって自分が思ってた内容が違うというのに気付いたところがとても切なかった。
マークのほうも家族に自分の本音が言えずに、周りの意見に耐えている姿を見ると気持ちもわかるし、それに言えない苛立ちも手に取るように感じられて切なかったな。
試合も迫力があってよかったけどこういう人間ドラマにもスポットを当てられていて見ていて共感したり、胸が熱くなる作品で面白かったな。