「おまえの試合だ!おまえの試合だ!」
才能あるのに、うだつの上がらないボクサー、ミッキー。
かつて町の英雄と称えられたボクサーだった兄、デッキィ。
兄と母が試合を組んでくれたが、予期せぬ体格差に惨敗を喫するミッキー。
ボロボロにされたのに、呑気な母親と兄は次があるとミッキーの気持ちは汲んでくれない…
ミッキーは悩んでいた、このままで良いのかと。
そんな矢先、兄は詐欺と暴行で刑務所行き。
ミッキーに転機が訪れた。
実話の映画化。
好きな役者の共演だけでテンション、アガる。
カメレオン俳優クリスチャン・ベイル。
悪党ならお手の物マーク・ウォルバーグ、ダメなヤク中の兄貴をベイルが演じ、真面目な弟をウォルバーグが熱演。
ボクシング映画と言うより、家族の物語。
もちろんボクシングシーンは手に汗握る臨場感。
ご都合主義的に見える内容も実話なんだからしょうがない。
他の映画では見られないクズのベイルと真面目なウォルバーグを見れただけで満足。