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アルファヴィルのgakuのレビュー・感想・評価

アルファヴィル(1965年製作の映画)
3.7
α60の支配によって感情が消された世界。
そんな世界に未来版007?のレミーが仲間の救出任務を受け、潜入・調査していく。
作中α60がダミ声でベラベラと喋る内容は正直難解(長いし)だが、それ以外は比較的分かりやすくちゃんとSF映画って感じ。
妻が亡くなり涙を流しただけで死刑の男が印象的。その死刑方法がかなりシュール。プールの水面上で銃殺、水中に落ちた死体をシンクロ選手が回収。場内見物のお偉いさん方が拍手。この一連の流れがちょっと怖い。
感情を失った人ほど不気味なものはないな。
未来都市と謳う割には施設のセキュリティが鬼甘だったのが難点。
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