やまちゅう

ミザリーのやまちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

ミザリー(1990年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

行き過ぎたファンの話。
交通事故を助けてもらって、両足が骨折したもののファンの女性に救助・看病してもらう。

勝手にヒートアップしたり、作家のストーリーに勝手にぶちぎれたり、徐々にアブナイ感じが出てくる。
作家がファンの家の中を調べたときに、ファンの過去の殺人歴が明らかになり、本物だとわかる。
事態に気づき助けに来た保安官も躊躇いなく殺す点でもぶっ飛んでる。

作家の甘い言葉に酔いしれる一方で、ちゃんと「嘘だった場合」のことも常に考えて行動している。無限に自己中心的で被害妄想も激しい。欲しいモノを得るためには何でもする。

「人間の正義を超えた正義を信じる」という作家が生み出した考え方に強く共感して盲信している。

個人的に、谷尻さんがnoteでたまに「ガチのストーカーの被害に遭っている」と書いていたのを思い出した。有名で顔が良い人にはこういったガチのヤバいストーカーはつきものなのだろうか。

作品としては、シンプルで無駄がない。故に展開を予想できてしまった。おそらくメインテーマは「異端な正義」かな?正義の異なる人間とぶつかったらどうしようかという話かもしれないが、あそこまでぶっ飛んでて人殺しまくってる相手には話し合いとかは通用しないと感じた。自分が作家目線で作品を見たときには、このくらい有名になっても大変なんだな、とか、いや僕なら左手一本でやれるけどな、とかどうでもいいことばかり浮かんだ。w
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