ずっと観ようと思っていた作品をやっと鑑賞。予想を上回るクオリティで満足。
ほとんど密室での2人のシーンながら、単調にならず、終始緊迫感を漂わせ、観ているこちらも、いつ豹変するか分からないアニーのご機嫌を伺うような気分を強いられる。このあたりの脚本が絶妙。
キングの原作と若干違う部分はあるが、映像化するにあたっては、致し方ないと思われる。
本作のキャシー・ベイツは、どうしても「シャイニング」のジャック・ニコルソンと比較してしまうが、ハンマーを持つキャシー・ベイツはジャック・ニコルソンに劣らぬ存在感を放っている。原作の凶器である斧をハンマーに持ち替えたのは正解。ハンマーの方が痛そうだし、キャシー・ベイツのキャラに合っている。
