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太陽を盗んだ男のZUSHIOのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
5.0
度々、観たくなって脳内再生では追いつかなくなってきたので、DVD購入。
やはり、アクション日本映画としては最高傑作、「シラケ世代」ジュリーVS「不死身の命知らず刑事」菅原文太の対決が最高すぎる。
かつ、様々なサブカルチャーの象徴(ウルトラマンやスーパーマン…)が散りばめられていて、原爆のメタファーとして生まれた様々な戦後のサブカルチャーから先祖返りして総括するような構造を持っていて文学的深読みにも耐えうる金字塔的作品。
同じくマイ・オールタイム・ベストの一つ「Mishima: A Life In Four Chapters」の「鏡子の家」のジュリーとすごく似てるなと思ったら、共同脚本家がレナード・シュレーダーで同じだったから納得。
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