最近見たブレッソンの「たぶん悪魔が」
が、環境汚染や核戦争の恐怖、体制への不満から個人の終末論に帰結した話で、近そうな雰囲気だったのでタイミングを感じ鑑賞。
沢田研二の色気ってこれのことか!
確かにこの目つきは色気がある。
体制への不満が漠然としていて空回り。
先生はトラヴィス(「タクシードライバー」」であり、ジョーカーでもある。
アメリカの映画「スーパーマン」の看板の次に映されるのは、新左翼の爆弾犯人の看板。なかなかシュールな画。
突っ込みどころ満載なのを、昭和の熱量で吹き飛ばしてる。やっぱりこの時代って、日本も映画界も熱かったんだなー。
猫が倒れるシーンはさすがに焦ったけど、マタタビで酔っ払っただけのようでホッと一安心。