のす

太陽を盗んだ男ののすのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
4.0
凄いパワフル。菅原文太は裏社会でも表社会でも最強だ。原爆を作っちゃう理科教師、振り回すラジオパーソナリティー、凄腕刑事。破茶滅茶な野望と夢に巻き込まれて行く人々。かなり大変だったであろう大規模な撮影シーンが多くて見てて楽しい。バスジャックを経験して、真に目覚めた主人公の行動にはハラハラドキドキさせられた。やっぱりある出来事に刺激されて人生が変わる瞬間ってあるんだろうな。ヘドロだらけだった東京湾には落ちるのはキツそう。ラストシーンは「青春の殺人者」の水谷豊と共通するものを感じる。今じゃもうこういう映画は撮れないなぁ。
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