ジャンリュックゴウダール

太陽を盗んだ男のジャンリュックゴウダールのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
4.5
なんか変えたい。その理由で原子力という莫大な力を手にした男は皮肉にもその脅威で世の中に刺激をもたらし、いわば民衆を照らす"太陽"のようになる。そしてその倒れてきそうな太陽に手を貸した"暇"な女。"太陽"を見つけようとした硬派な刑事。この2人は"太陽"の実像を捉えていた。だが今はもういない。誰も太陽の姿は見ることはできない。太陽を盗んだ男は、もういない。

ここまで面白いとは!!!タクシードライバーっぽいなーとは思ったけどそれとは違うな!音楽も派手すぎる彩色も最高!!終盤の奪還、逃避行、タイマンの流れ、最高すぎる。傑作だわ。